「懐かしのピックアップというお菓子は、今どこで買えるのかな?」と、ふと思い出して探していませんか。
実は2017年に生産終了しており買えませんが、本記事では販売終了の理由とスーパーで手に入るそっくりな代替品を解説します。
ピックアップ(お菓子)はどこで買える?もう売ってないのは本当?
結論から言うと、明治のピックアップはすでに生産終了しており、現在はどこのお店でも買うことができません。
あのサクッとした軽い食感と、指にはめて遊んだ網目状の独特な形が急に恋しくなることってありますよね。
おやつの時間にいつもテーブルの上にあった、あのお馴染みのパッケージを探し求めている方は少なくありません。
しかし、残念ながら新品を店頭で手に取ることは、もう叶わない夢となってしまいました。
明治のピックアップは2017年8月に完全生産終了している
1970年の発売以来、47年もの長きにわたって日本の食卓で愛されてきたピックアップですが、実は2017年8月末をもって静かにその歴史に幕を下ろしました。
昭和から平成にかけて、子供たちのおやつタイムの定番として君臨し続けた超ロングセラー商品でした。
ノンフライ製法という当時としては画期的な技術で作られ、口の中でシュワっと溶けるような優しい口当たりが特徴でしたよね。
生産終了のニュースは当時、多くのファンの間で悲しみをもって受け止められましたが、今でもふと思い出して食べたくなる不思議な魅力を持ったお菓子でした。
コンビニやスーパーをいくら探しても売っていない
「もしかしたら、どこかの田舎のスーパーの棚の隅に残っているかも」と淡い期待を抱いてお菓子コーナーを巡る方もいるかもしれません。
しかし、生産終了からすでに長い年月が経過しており、店頭の在庫は完全に消滅しています。
大手コンビニエンスストアの新商品コーナーはもちろん、昔ながらの駄菓子屋さんや、品揃えの豊富な大型スーパーマーケットの棚を隅から隅まで見渡しても、あのパッケージに出会うことはありません。
流通の仕組み上、賞味期限のある食品が何年も店頭に残り続けることはなく、実店舗での発見は不可能な状態です。
Amazonや楽天などのネット通販でも購入できない
実店舗がダメならネットショッピングなら買えるのでは、と考えるのは自然な流れです。
しかし、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通信販売サイトを探しても、ピックアップの新品を出品している店舗は存在しません。
過去の商品ページ自体は残っていることがありますが、どれも在庫切れや取り扱い終了の冷たい文字が並んでいるだけです。
ネット通販の巨大な倉庫の中にも、私たちが愛したあのスナック菓子はもう一箱も残されてはいないのです。
復刻版や地域限定での再販も現在は行われていない
人気だったお菓子が、数年後に復刻版として期間限定で復活したり、特定の地域だけでひっそりと生き残っていたりするケースは時々あります。
同じ明治のお菓子でも、形を変えて生き残る商品がある中で、ピックアップに関してはそういった復活の兆しは今のところ全くありません。
熱心なファンからメーカーへの再販を望む声は絶えないと言われていますが、製造ラインの復活には大きな壁があるようです。
いつの日か、あの懐かしい味が数量限定でも良いから蘇ってほしいと願うばかりです。
フリマアプリでの出品は賞味期限切れのため購入NG
メルカリやヤフオクなどのフリマアプリやオークションサイトを覗くと、ごく稀にピックアップの未開封品が出品されているのを見かけることがあります。
しかし、これは絶対に購入してはいけません。
2017年に生産が終了しているため、現在世の中に存在している未開封品は、すべて完全に賞味期限が切れています。
スナック菓子は油分を含んでいるため、時間が経つと酸化し、健康を害する恐れがあります。
コレクション目的でパッケージだけを眺めるなら別ですが、あの味をもう一度楽しみたいという目的で古い商品に手を出すのは非常に危険です。
なぜ消えた?ピックアップ(お菓子)が販売終了した3つの理由
誰からも愛されていたはずのピックアップが、なぜ店頭から消えてしまったのか、その背景には時代とともに変化するお菓子業界の厳しい現実がありました。
ただ売れなくなったからという単純な理由ではなく、長年作り続けてきたからこその複合的な要因が絡み合っています。
あの優しい味が姿を消さざるを得なかった背景を紐解いてみましょう。
スナック菓子市場の競争激化による長期的な売上低迷
一番の大きな要因は、長年にわたる売上の緩やかな減少です。
昭和の時代、お菓子の種類がまだそれほど多くなかった頃、ピックアップはその斬新な食感で確固たる地位を築いていました。
しかし、平成に入ると国内外から次々と新しいスナック菓子が登場し、コンビニの棚を巡る競争は激しさを増していきました。
濃厚なフレーバーを謳う商品や、噛み応えのあるハードな食感のスナックなど、消費者の選択肢が爆発的に増えたのです。
| 時代 | スナック菓子の特徴 | ピックアップの立ち位置 |
|---|---|---|
| 1970年代 | 種類が限定的、新しい食感が話題に | 斬新なノンフライ製法で大ヒット |
| 1990年代 | ポテトチップスなど定番化が進む | 安定した人気のおやつとして定着 |
| 2010年代 | 濃厚味、新食感、輸入菓子の台頭 | 優しい味わいが埋もれがちに |
競争の波に揉まれる中で、ピックアップの素朴で優しい味わいは、刺激を求める現代の消費トレンドの中で少しずつ存在感が薄れていってしまったのは否めません。
製造ラインの老朽化と設備投資にかかるコスト問題
40年以上もの間、同じお菓子を作り続けるということは、それを作る機械も同じように歳をとっていくことを意味します。
ピックアップの特徴である、あの繊細な網目状の形を作り出し、油で揚げずにサクッと焼き上げるには、専用の特殊な製造ラインが必要でした。
年月を経て老朽化した機械をメンテナンスし続ける費用や、新しい設備に入れ替えるための莫大な投資コストが、メーカーにとって重い負担となっていったのです。
売上が右肩上がりであれば投資も可能ですが、低迷が続く中では、数億円単位と言われる工場の設備更新に踏み切ることは非常に難しい決断だったはずです。
あの独特の形を作るための専用機械の寿命が、ピックアップというお菓子の寿命を決めてしまったとも言えます。
消費者の嗜好変化とロングセラー商品維持の限界
時代が変われば、人々の味覚や好みの食感も少しずつ変化していきます。
ピックアップが発売された当時は、ふわっと軽くて口どけの良い食感が新しく、子供からお年寄りまで安心して食べられるお菓子として受け入れられました。
しかし現代では、ガツンとくる強烈なスパイスの効いた味や、ザクザク、バリバリといった咀嚼音を楽しむようなハードな食感が好まれる傾向にあります。
優しいコンソメ味と、空気を含んだ軽い歯ざわりは、今の時代の刺激的なスナック菓子と並べると、少し物足りなく感じられてしまうのかもしれません。
時代のニーズに合わせて味を濃くしたり食感を変えたりすれば、それはもう私たちが愛したピックアップではなくなってしまいます。
ロングセラー商品としてのアイデンティティを守り抜いた結果、静かに引退する道を選んだのだと感じます。
どうすればあの味を楽しめる?ピックアップに似たお菓子を探す手順
本家がもう食べられないとわかれば、次に私たちがすべきことは、その思い出の味に最も近いお菓子を探し出すことです。
あの食感、あの風味を構成していた要素を分解し、スーパーの棚から次なる相棒を見つけ出すためのステップをご紹介します。
記憶の中の味を頼りに、似た特徴を持つスナック菓子を見極めるポイントを見ていきましょう。
サクッと軽い「ノンフライ製法」のスナックに絞り込む
ピックアップの最大の特徴は、手がベタベタになりにくいノンフライ製法にありました。
油で揚げずに熱風などで焼き上げることで、あの空気のように軽くてシュワっと口の中で消えていく独特の食感が生まれていたのです。
代替品を探す際も、パッケージの裏面や表面にノンフライと記載されているスナックを優先的に探すのが近道です。
油で揚げたポテトチップスのような重いサクサク感ではなく、空気をたっぷり含んだ軽やかなサクサク感こそが、ピックアップの魂なのです。
コンソメ味やチーズ味など当時の定番フレーバーと照らし合わせる
味の方向性も重要なポイントです。
ピックアップといえば、ほんのり甘みを感じる優しいコンソメ味か、まろやかなチーズ味が定番でしたよね。
塩気が強すぎず、子供のおやつとして食べ続けても喉が渇きすぎない、あの絶妙な味付けのバランスを探す必要があります。
最近のスナック菓子にありがちな濃厚ダブルチーズや、スパイシーコンソメのようなパンチの効きすぎた味ではなく、マイルドで優しい味わいを謳っている商品に注目してみてください。
軽い食感を生み出す「網目状・空洞状」のコーンスナックを探す
食感は、お菓子の形状に大きく左右されます。
ピックアップが持つあの軽さは、網目状に交差した生地の間にたくさんの空気が入り込んでいるからこそ実現できていました。
| ピックアップの特徴 | 代替品を探す際のチェックポイント |
|---|---|
| 製法 | ノンフライ、または油分が少ないもの |
| 原材料 | とうもろこし(コーングリッツ)主体 |
| 形状 | 網目状、筒状、層になっているなど空洞が多いもの |
| 味わい | マイルドなコンソメ、チーズ、薄塩 |
したがって、中身が詰まった板状のスナックよりも、形が立体的で中に空洞があるものや、網目模様になっているコーンスナックを探すのが正解です。
あの形が生み出す、噛んだ瞬間にホロホロと崩れていく儚い食感を求めて、お菓子売り場を探索してみましょう。
ピックアップ(お菓子)の代わりはこれ!スーパーで買える代替品3選
ピックアップの面影を追い求めて、実際にスーパーで手軽に買えるお菓子の中から、あの味と食感に近いものを厳選しました。
完全に同じとは言えませんが、目を閉じて食べれば、きっと懐かしい記憶が蘇ってくるはずです。
それぞれの特徴を比較しながら、あなたにぴったりの代替品を見つけてみてください。
食感と形が最も近い「ポリンキー(湖池屋)」
見た目と食感の軽さでピックアップに最も肉薄しているのが、湖池屋のポリンキーです。
三角形の網目状の形は、まさにピックアップの系譜を受け継いでいるかのような立体的な構造をしています。
主原料もとうもろこしであり、サクッとした軽い歯ざわりから口の中でスッと溶けていく感覚は、非常に高い再現度を誇ります。
味のバリエーションもあっさりコーンやめんたいあじなどがあり、特にあっさりコーンの優しい甘みは、ピックアップのプレーンな美味しさを彷彿とさせます。
網目の隙間から空気が抜けるあの独特の食感を楽しみたいなら、まずはポリンキーを手に取ってみるのが一番の近道です。
ノンフライでサクサク感がそっくりな「エアリアル(ヤマザキビスケット)」
食感のベクトルは少し異なりますが、サクサクとした軽快な歯ごたえを求めるならヤマザキビスケットのエアリアルがおすすめです。
ピックアップのような単層の網目ではありませんが、薄いコーンベースの生地が4層に重なっていることで、独特の空気感を生み出しています。
噛んだ時のサクッ!という小気味良い音と、ノンフライに近い製法(フライ後に直火焼き)による油っこさのなさは、ピックアップを食べていた時の手が止まらなくなる感覚に非常に似ています。
特に濃厚チェダーチーズ味は、少し味は濃いめですが、コーンの風味とチーズの相性の良さという点において、ピックアップのチーズ味の面影を感じさせてくれます。
濃厚なチーズの風味が似ている「カール(明治)※西日本限定」
同じ明治製菓から発売されている兄弟のような存在として、カールを忘れるわけにはいきません。
現在は西日本限定での販売となってしまいましたが、とうもろこしを主原料としたノンフライスナックという根本的な製法はピックアップと共通しています。
| 商品名 | 形状・食感の特徴 | 味の傾向 | ピックアップとの共通点 |
|---|---|---|---|
| ポリンキー | 三角形の網目状、非常に軽い | 優しい甘みと塩気 | 網目構造、コーン原料、口どけ |
| エアリアル | 4層構造、サクサク感が強い | しっかりした味付け | 空気を含んだ軽い食感 |
| カール | 筒状、サクふわ食感 | マイルドなチーズ味 | 同じ明治のノンフライコーンスナック |
カールのチーズあじを食べると、ピックアップのチーズ味に共通する明治独自のチーズパウダーの風味を感じ取ることができます。
網目状のサクサク感とは違い、カールはサクッとした後にふんわりと溶ける食感ですが、同じ時代を駆け抜けたお菓子としてのDNAを確かに感じられる一品です。
ピックアップの思い出を胸に、新しいお気に入りスナックを見つけよう
もう二度と新品のピックアップを食べることはできないという事実は、少し寂しいものです。
あの網目の隙間から見えた子供時代の風景や、指先についたパウダーを舐めた記憶は、ずっと私たちの心の中に大切にしまっておきましょう。
同じものは手に入らなくても、形を変え、名前を変えて、あの軽い食感と優しい味を追求しているお菓子は今のスーパーにも確かに存在しています。
ポリンキーやエアリアル、そしてカールなど、似た特徴を持つスナック菓子を食べ比べながら、「これはちょっと違うな」「あ、この口どけは似ているかも!」と楽しむのも、また一興です。
失われた味を嘆くのではなく、あの頃の思い出をスパイスにして、今日からまた新しいお気に入りのお菓子を探す旅に出てみませんか。
美味しい記憶は、こうして次のお菓子へと受け継がれていくのだと思います。

コメント