「シリコンはどこで買える?」という疑問に、まずは最短で解決できる買い場と選び方をまとめました。
同じ“シリコン”でも、型取り・レジンの型に使う「型取りシリコン(RTV)」「シリコーンゴム」と、浴室やキッチンの目地に打つ「シリコンシーラント(コーキング)」では売り場も相性も別物です。
この記事では、ダイソーなど100均、カインズやコメリなどホームセンター、東急ハンズやヨドバシの専門売り場、Amazon・楽天など通販まで網羅し、最初の1本を迷わず選べる基準を実践的に解説します。
シリコンはどこで買えるかを場所別に整理する
最短で買うには、用途から売り場を逆算するのがコツです。
浴室の補修なら「シリコンシーラント」を工具と一緒に、造形や複製なら「型取りシリコン(RTV)」を硬化剤や離型剤とセットで探します。
同じ店舗でも売場が分かれていることが多く、ホームセンターは「建材・塗料フロア」と「クラフト・化学材料フロア」、量販店は「DIYコーナー」と「ホビー・模型」の島に分かれます。
以下の見取り図と比較表を手掛かりに、最寄りでの“当たりやすい”棚から順に回れば、はしご回数を最小化できます。
よく行く店での“当たり棚”を先に決める
目的別に売り場の位置と棚のキーワードを把握しておくと、店内で迷いません。
特にホームセンターは店舗面積が広く、島の端やレジ前の企画台にシーラントが移動していることもあります。
- 型取りシリコンは「クラフト・ホビー」「化学材料」「樹脂・モールド」付近にあります。
- シリコンシーラントは「塗料・接着剤」「建材」「水回り補修」コーナーにあります。
- 東急ハンズ・ヨドバシは「DIYフロア」と「ホビーフロア」で取り扱いが分かれます。
- 100均は工具や補修の棚に少量パックがあり、色はクリア・ホワイト中心です。
棚札のキーワードは「シーリング」「コーキング」「RTV」「型取り」「シリコーン」で探すと早いです。
用途×店舗の買う場所早見表
初めてでも迷わないよう、目的と店舗でマトリクス化しました。
時間優先か価格優先かで最短ルートが変わるため、右端のポイントも参考にしてください。
| 用途 | 最優先の売り場 | 次点 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 浴室・キッチン補修 | ホームセンター(シーラント) | 100均/量販DIY | 防カビ剤入り・中性タイプが扱いやすい |
| 模型・立体造形の型取り | 専門店/ハンズ(RTV) | 通販(容量・硬化時間を選べる) | 硬度と粘度の表示を確認 |
| 電気・防水のシール | ホームセンター/量販DIY | 通販(耐熱・耐候で比較) | 用途適合(酸性/中性/無溶剤)を厳守 |
| 食品型・ベビー用品修理 | 食品接触適合のRTV(通販) | 専門店取り寄せ | 「食品級」「FDA等適合」表記を確認 |
“ホームセンター=汎用・即日”“通販=種類豊富・比較しやすい”が基本軸です。
100均で買えるシリコンの現実的な使いどころ
ダイソーなど100均のシリコンは、少量を今すぐ試したいときのスターターとして有効です。
ただし耐久や防カビ、色数は限定的で、打ち直し前提と割り切るのが吉です。
- 小面積の目地補修や仮止めに向いています。
- 色はホワイト/クリア中心で、浴室や窓枠に合わせやすいです。
- 型取り用は店舗差が大きく、エポキシやUVレジンの型と混在しています。
- ヘラ・マスキングテープ・プライマーの簡易セットを同時に揃えられます。
本施工はホームセンターのシーラントを選び、100均は道具や練習に活用するのが現実解です。
ホームセンターで迷わない型番の読み方
棚に並ぶシーラントは見た目が似ていますが、酸性・中性・多用途・浴室用など性格が違います。
パッケージの「用途アイコン」「成分(酸性/中性)」「防カビ」「塗装可否」を確認し、基材(タイル・金属・木・樹脂)との相性を合わせれば失敗が激減します。
型取りシリコンは「縮合型/付加型」「硬度(ショアA)」「混合比」「粘度」「可使時間/脱型時間」がカギで、初回は扱いやすい中粘度・中硬度を選ぶと作業が安定します。
通販を使うべきケースと失敗しない選び方
Amazon・楽天・モール系は、容量・硬化時間・色数・付加剤の選択肢が豊富です。
まとめ買いで単価が下がる一方、保管条件や使用期限の管理が必要なので、使用量から逆算して発注します。
レビューは“基材名×用途名”で絞ると精度が上がり、同梱のノズル形状や付属のキャップ有無も確認しておくと、現場で困りません。
型取りシリコンの買い場と選び方を深掘りする
造形やレジンの複製などに使う型取りシリコン(RTV)は、ホームセンターの一部、東急ハンズ、画材店、模型店、そして通販で入手できます。
最初の一瓶は「脱泡しやすい粘度」「混合比が1:1など簡単」「常温硬化」「離型性がよい」あたりを優先すると、成功体験を得やすく続けやすいです。
付加型は縮みが少なく高精度、縮合型は扱いやすく価格が穏やかという傾向があるため、精度優先か気軽さ優先かで選び分けましょう。
型取りシリコンが買える代表的な売り場
都市部と地方で入手性が異なるため、下記の順で当たると空振りが減ります。
実店舗が遠い場合は、通販で容量や硬化時間を比較して選ぶのが効率的です。
- 東急ハンズ・大型画材店・模型専門店の化学材料コーナー。
- ホームセンターのホビー・クラフトフロア(店舗により取扱い有無)。
- 通販の専門ショップ(縮合/付加、硬度違い、食品接触適合のラインまで選べる)。
- ヨドバシ・家電量販のホビー取り扱い店舗(ネット在庫の店頭受取が便利)。
離型剤・攪拌スティック・紙コップ・シリコーンオイルなどの周辺材も同時購入がスムーズです。
縮合型と付加型の違いをテーブルで把握
精度・扱いやすさ・コストの観点で、最初の一瓶を選ぶ指針にしてください。
食品型や低収縮が必要な造形は付加型、価格を抑えて練習したいなら縮合型が目安です。
| タイプ | 特徴 | 初心者の扱いやすさ | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| 縮合型 | 硬化時に副生成物が出る。やや収縮。価格が穏やか。 | 高 | 小物の複製、練習用、簡易型 |
| 付加型 | 低収縮・寸法安定。条件で硬化不良が出る場合あり。 | 中 | 精密模型、食品型、長期使用のモールド |
付加型は硫黄分・アミン・スズ触媒残りで硬化阻害が起きることがあるため、手袋や攪拌容器は相性の良いものを選びます。
失敗しないスターターセットの組み方
はじめての型取りは、材料の相性と作業段取りが九割です。
小さな成功体験を作るために、必要最小限で揃えましょう。
- RTV(中粘度・中硬度・混合比1:1)+計量スプーンor秤。
- 離型剤(シリコーン同士の食いつき防止)と攪拌スティック。
- 紙コップ・シリンジ・ヘラ・マスキングテープ・水平な台。
- バイブレーター代わりの電動歯ブラシで脱泡補助(容器外側に当てる)。
硬化熱と可使時間を意識して、少量でテスト注型→本番の流れにすると歩留まりが上がります。
シリコンシーラントの買い場と選定基準を押さえる
浴室・キッチン・窓枠などの目地埋めには、建材用のシリコンシーラントを選びます。
酸性タイプは硬化が速くガラスやタイルに強い一方、金属やコンクリートには中性タイプが安心です。
見た目と長持ちの鍵は「基材適合」「防カビ性能」「色合わせ」「下地処理」の四点で、最寄りのホームセンターが最短の買い場になります。
ホームセンターでの型番読みと色合わせ
パッケージの用途アイコンと色表記を確認し、既存の目地色に近いカラーバリエーションから選びます。
白・アイボリー・グレー・クリアが基本で、メーカーにより浴室専用の防カビグレードがあります。
- 金属・石材・木部が混在する場所は中性・多用途タイプが無難です。
- 屋外は耐候性の高いタイプを選び、塗装の予定がある場合は「上塗り可」を選択します。
- 同時にプライマー(下塗り剤)を購入すると密着と耐久が上がります。
- ヘラ・指サック・マスキング・養生材まで同時購入が時短です。
仕上げはマスキングを丁寧に、目地幅に合ったノズル角度で一気に引くと綺麗に決まります。
酸性/中性/多用途の違いを一覧で確認
迷いがちな成分タイプは、基材との相性で選ぶと失敗しません。
下の表をレジ前でサッと確認できるよう、要点だけを整理しました。
| タイプ | 相性の良い基材 | 苦手な基材 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 酸性 | ガラス・タイル・陶器 | 金属・コンクリート・石材 | 浴室向け多い。金属腐食に注意。 |
| 中性 | 金属・石材・木・樹脂 | 一部樹脂で相性差 | 汎用性が高く屋内外に使いやすい。 |
| 多用途/変成 | 塗装下地・幅広い基材 | ガラス透明部分など | 塗装可タイプが多い。弾性高め。 |
既存シーリングの上から打つ場合は、素材の相性と可塑剤のにじみを考慮し、できれば撤去・脱脂してから新規打ちを推奨します。
セットで買うべき道具と消耗品
仕上がりの美しさは道具の有無で劇的に変わります。
ワンストップで揃うホームセンターなら、次のリストをカゴに入れて一気に決めるのが時短です。
- コーキングガン(手動で十分。細ノズル対応だと扱いやすい)。
- マスキングテープ(12〜15mm幅と広幅の二種)。
- ヘラ(R違いのセット)と指サック、仕上げ液(石けん水でも可)。
- プライマー、パーツクリーナー or アルコール、ウエス、養生ポリ。
カートリッジは保管時に先端をラップとキャップで密封し、開封後は早めに使い切ると無駄が出ません。
店舗別の“ここで買うならこう選ぶ”戦略
同じ製品でも、店舗ごとに品揃え・価格・在庫の山が違います。
行く店が決まっているなら、売場のクセとサービスを把握しておくと、購入時間と失敗が減ります。
ここでは100均・ホームセンター・専門店・量販店・通販を横断し、現実的な選び方を示します。
100均と量販店での“つなぎ買い”
100均と量販DIYコーナーは、今すぐ少量が欲しいときの強い味方です。
ただし耐久や色数は限定的なため、以下の使い分けでコスパを最大化しましょう。
- 100均は小面積・仮補修・練習に、量販店は即日入手の中性シーラントに向きます。
- 道具は100均で揃え、肝心のシーラント本体はホームセンターでグレードを上げるのが王道です。
- 型取りは100均モールド+通販RTVの組み合わせが安定します。
在庫が薄い時間帯は、レジ前の企画台や戻り品ワゴンも覗くと拾えることがあります。
ホームセンター・専門店・通販の強み比較
価格・在庫・専門性の観点で三者を比較しました。
最短入手か、種類を吟味するかで最適解が変わります。
| チャネル | 強み | 弱み | おすすめの使い方 |
|---|---|---|---|
| ホームセンター | 即日・工具が一括で揃う | 型取りは品数が限られる | 補修のスターターを一式で確保 |
| 専門店(ハンズ等) | RTVの種類が豊富・相談できる | 価格はやや高め | 初回の型取りを店員相談で成功率UP |
| 通販 | 容量・硬化時間・色が選び放題 | 到着待ち・保管管理が必要 | 再購入や仕様指定がある時に最適 |
近場で基本を揃え、二回目以降は通販で“自分仕様”を詰めると失敗が減ります。
ヨドバシ・ハンズ・家電量販の店頭攻略
都市部の量販・専門店は、店頭在庫をアプリやWebで確認してから行くと時短になります。
シーラントはDIYフロア、RTVはホビー/クラフト側に置かれがちで、階が分かれている店舗も多いです。
- 在庫表で「取置き/店舗受け取り」を使うと確実です。
- ホビー売場では離型剤や着色剤、真空チャンバーの展示がある場合があります。
- エレベータ脇の端棚やイベント台も見落とし注意です。
「工具と材料を同じ店で完結」できるのが最大の利点です。
最初の1本の選定基準と“失敗しない使い方”
買う場所が決まったら、次は製品選びと実際の使い方です。
ここでつまずくと「買ったのに使いこなせない」になりがちなので、最低限の基準と作業フローを固定しましょう。
補修と型取り、それぞれのスターター基準をまとめます。
補修用シーラント:初回は“中性・防カビ・定番色”
浴室・キッチンの初回は、中性タイプで防カビ仕様、色は既存目地に近い白系かクリアを選びます。
下地は古いシールの撤去・カビ取り・脱脂を丁寧に行い、プライマーを塗ってから一発で仕上げるのがコツです。
- 可使時間内に一気に打ち、マスキングを素早く外します。
- 水濡れは24時間以上避け、完全硬化を待ちます。
- 余ったカートリッジはノズルを外してラップ+キャップで密封します。
乾燥後の段差やはみ出しは、カッターで“面取り”すると見栄えが整います。
型取りRTV:初回は“1:1配合・中粘度・中硬度”
配合が簡単で扱いやすい1:1タイプを選び、注ぎやすい中粘度、取り回しのよい中硬度で始めます。
材料は常温で管理し、計量は重量で合わせ、混合後の攪拌は容器の底・壁まで丁寧に行います。
| チェック | 目安 | 理由 |
|---|---|---|
| 粘度 | 中(流せて気泡抜けが良い) | 細部再現と扱いやすさのバランス |
| 硬度 | ショアA 15〜25 | 脱型しやすく変形が少ない |
| 可使時間 | 15〜30分 | 初回でも落ち着いて作業できる |
鋳込み前に原型へ薄く刷り込み→本注ぎの二段で気泡を減らし、静置硬化で反りを防ぎます。
安全・保管・処分の基本
シーラントもRTVも、換気・手袋・保護具は基本です。
皮膚に付いたら速やかに拭き取り、硬化前の廃材は紙に吸わせてから可燃へ、硬化後は自治体のルールに従って処分します。
- 高温多湿を避け、直射日光の当たらない冷暗所で保管します。
- 開封後は早めに使い切り、余りは小分け容器で劣化を抑えます。
- 食品用・ベビー用品の修理は、必ず適合表示のある製品のみを使います。
においが強い作業は屋外または換気扇直下で行い、家族やペットへの配慮を優先しましょう。
まとめ:買う場所は“用途→売り場”で即断、最初の1本は定番を選ぶ
シリコンは、補修ならホームセンターのシリコンシーラント、造形なら専門店や通販の型取りシリコン(RTV)が最短です。
100均は道具や練習用に活用し、ホームセンターで中性・防カビなど定番を、通販では硬度や粘度・容量を狙って選び分ければ失敗が減ります。
「用途を決める→当たり棚へ直行→定番スペックから始める」という三手を徹底すれば、最初の1本でしっかり結果が出せます。シリコンはどこで買える?という疑問に答えるため、ダイソーなど100均、カインズやコメリなどホームセンター、東急ハンズ・ヨドバシ、Amazon・楽天など通販まで、型取りシリコンやシリコンシーラントの主な販売店を一覧で紹介します。

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